神社仏閣へのお参り――ちょっと不思議な話 2
2014年から神社仏閣へのお参りを始めたのですが、
今では天満宮だけでなく、
山岳系神社やお多賀さん、お稲荷さんや日枝神社、
護国寺やお不動さん、たまに白山社などにもお参りしています。
その中のひとつ、山岳系神社とお多賀さんへのお参りの道中に、
ちょっと不思議なことがありました。
車の運転には大分慣れてきたものの、道を覚えるのが大変で、
遠出する時はずっとカーナビに頼っていたのですが、
そろそろカーナビなしで行けるようになりたいと、
その日は目的地を登録せずに出かけました。
「でも、途中の道までちょっと記憶があやふやなんだよね……」
と思っていたところ、ふと気が付くと、
運転している車の2~3m手前のアスファルトの上に、
何故か白い反射光のようなものが映っているのがずっと見えています。
車の横腹に強い西日などが当たると、
アスファルトの上にその反射光が映ることがありますが、そんな感じの光。
でも、その日は薄曇りで日差しは柔らかかったですし、
また、私が乗っている車に、
進行方向のアスファルトへ光を反射させるようなものはついていません。
角度的にも距離的にも、そこに光が映るのはちょっと有り得ない、みたいな……。
時折、太陽に厚い雲が掛かると、
その白い光は影に覆われて見えなくなるのですが、
雲が切れるとまたすぐに視認できるようになります。
真っ直ぐの道を走っている時は、
「やっぱり反射なのかな?」と思っていたのですが、
橋の手前に差し掛かり、合流のためにぐるりと半円を描いている道を走っている最中も、
前方の路面にずっと同じ調子で白い光が映っていたので、さすがに
「あ、これはちょっと珍しいことが起こっているのかも?」と思いました。
その後「ここまで来たらもう道が分かるぞ」というところまで来たら、
白い光はいつの間にか消えていて……。
後にも先にも、そんな反射光を見たことはなく、とても不思議な体験でした。