車が必須の土地に住んでます

今、住んでいるところは田舎で、雪も降り、
公共交通機関も発達していないので、生活のためには車が必須です。
70才になっても80才になっても車を運転して買い物に行く、
そんな高齢者もたくさん。

私は持病のため、30半ばでやっと運転免許を取得したのですが、
運転免許センターで最終試験を受けた際、
60代後半と思しきご婦人も一緒に受験していたのを思い出します。

おそらくですが、高齢のため運転免許を返納したけれど、
やっぱり不便でもう一度教習所に通い、試験を受けに来たのでしょう。
無事合格したあと、免許センターの片隅で
ご婦人が教習所の方に電話でお礼を述べている声が聞こえていました。

一番怖いのは事故を起こしてしまうこと

高齢になっても元気に車を運転している方が多い一方、
高齢のために起こる事故も増えています。

車道の真ん中でフロント部分が潰れた車が、
呆然とした高齢女性を運転席に乗せたまま立ち往生していたり。
スーパーの駐車場で高齢男性が、
止まっている車にバックでぶつけてしまう事故を目撃したり。

路肩に停めた破損した車の前で、
警察官と高齢者が話をしている様子などもよく目にするようになりました。
「あれは私の未来の姿かも」
ついついそう思ってしまいます。

今はもうそんなこともなくなりましたが、
路上教習中や、免許を取得した直後は運転に慣れておらず、
何度かアクセルとブレーキの踏み間違いをしてヒヤリとしたことがあるのです。

踏み間違いの一番の原因は、アクセルもブレーキも、
どちらも同じく「踏み込む」という動きで操作するから、と聴きました。
確かに、アクセルとブレーキとで違う動作であれば、
踏み間違いは少なくなりそうですよね。

ナルセの『ワンペダル』に取り替えたいかも

ナルセの『ワンペダル』の説明はこちら▼

もう大分有名になっていますよね。
私が知ったのは、多分15年くらい前。
高齢者の事故が大分増えてきていた頃だったと思います。

アクセルは足先を横に倒すようにして開き、
ブレーキは前に踏み込むという今までと同じ動作で操作。
これだったら、踏み間違いは多分ないよねーという感じで。

交換費用は22～25万円ほど。
熊本県にあるナルセさんまで車を持ち込まなくても、
居住地で取り付け作業をしてくれる自動車整備工場等を見つければOKらしい？

情報サイトなどの記事を見ると、取り付け方によっては
ブレーキの感触や効き方がそれまでと違ってしまうこともあるので
調整が必要とのことですが……。

車を家族と共用しているので、予定はまだ先

私は今、在宅で仕事をしているので、車は家族と共用です。
なので、その車を自分の思う通りにカスタマイズする、
というのはまだちょっと出来ないのですが、
あと十年くらいしたら多分、家庭内の運転者はほぼ私のみになる予定。

その頃には、ナルセの『ワンペダル』を装備するのが目標です。

さらにその先の未来にはひとり暮らしの高齢者になる予定なので、
今後普及するであろう自動ブレーキシステムとナルセのワンペダルで、
なるべく自活していけるよう頑張りたいところです。