突然ですが、心配になるのが老後のこと。
私は高校在学中から闘病を開始し、
その後自宅で認知症の祖父の介護も20年近くしていたので、外で働いたことがありません。

病気症状が多少軽減してきた頃から始めた
自宅でのPC仕事はアルバイトのようなものなので、年金は国民年金のみ。
しかも、20歳からの10数年くらいは未納で、
65歳になってからもらえる年金額はかなり少ないと思います。

本当は国民年金の免除や減免の手続きをしたかったのですが、
実家暮らしで世帯分離もしておらず、世帯年収がそれなりにあったため、
どちらもできませんでした。

世帯年収はそれなりだったものの、家のローンや私以外の子供の学費、
それまでに積み上がっていた生活費の借り入れ金などで、
親のほうも首が回らない状態です。
私の国民年金を支払っている余裕はありませんでした。

PC仕事で青色申告できるようになったのもつい最近で、
国民年金基金は年齢的に掛け金がもうずいぶんと高く、加入できていません。

今は親との同居で何とかなっているけれど、
両親とも、いつまでも元気でいてくれるとは限らないのがつらいところ。
持病のこともあり、この先どうなっていくんだろう……と考え始めると、
どうしても不安になってしまいます。

というわけで、『老後の資金シミュレーション』をやってみました。
ネットって便利なサイトがいっぱいありますね。

88歳まで生きたとすると、国民年金onlyで、
しかも満額はもらえない私に必要な預貯金額は、ズバリ3000万円ほど。
うん、そうだよね、うん。
その金額は何となくわかってた。
テレビでニュースとか時々見てるからね、うん。

翻って自分の預金通帳を見てみると……
だいぶ、というか、もう全然足りないというか。
今のペースのまま貯金を続けていけたとしても、
65歳までに1500万円ほど溜められればいいほうです。

でも、65歳まで今のPC仕事を続けていられるとは限らないですよね。
健康問題もありますが、今のお仕事自体がなくなってしまったり、
取引先そのものがなくなってしまう可能性もゼロではありません。
そもそも、あまり長く続けられる仕事でもなさそうですし……
（入れ替わりが激しく、しょっちゅう募集が出ていたりします。）

できれば、今の仕事をずっと続けて行ければいいのですが、
その辺も持病や健康問題と同じで「神のみぞ知る」といったところです。

秋の夜長に（限りませんが）、どうしても陥ってしまう老後不安。
紛らわすためには、私の場合、持病を少しでも軽減させていき、
外で働けるようになることが特に重要だと感じてます。
なかなか寛解させられないのがつらいところなのですが、頑張らないと。