そんなに長生きしたくない

重症アトピー&介護経験ありで地方住み実家暮らしの40代独身・微収入フリーター。
長生きしたくないけど少ない収入からこつこつ貯金……のはずが現在ソシャゲの最推しに課金中。
趣味はアニメと漫画と小説と映画と神社仏閣・美術館巡り、遠征にも行きたい。

元・義理の娘からの突然の電話

祖母の、元義理の娘から電話が掛かってきました

祖母の四十九日が終わってから一週間くらいして、
自宅の固定電話に着信がありました。


私が出てみたところ、
「○○(地名)の△△□□子と申します。この度はご愁傷様で……」


この時点では、誰からの電話か分からず。
ですが、なんだか言葉に棘があるなぁという印象を受けました。


父方の祖母については、
以前にもブログに書きましたが、
色々あってちょっと人間関係が複雑です。


祖母が後妻として入った家の人やその親戚だったら、
私にはちょっと分からないなと思って、
たまたま近くにいた父に取り次いだのですが……。


電話を替わった父の顔色がサッと変わり、
電話先と話をしていくうちに、どんどん険悪な空気になっていきます。
終いには、声を荒らげ電話を半ば叩き切ることになってしまいました。


義理の祖父の一周忌にも参列できなかったのに

電話の主は、祖母が後妻に入った家の娘さん。
祖母を散々にいじめ、何度も家出させる元凶になった人です。


そして、義理の祖父、
祖母にとっては2番目の夫が亡くなった途端、
祖母の年金がたったの月8万円しかないことを知りながら
老後の面倒を見ることを一切放棄し、
地域の付き合いからお寺さんのお世話、
家賃・税金・生活費の支払い、
買い出しから病院通いから何から全部一人でやれ、
それが嫌なら家を出て行け! とやってくれた張本人。


田舎住まいの方は分かると思いますが、
地域のお付き合いやお寺さんのお世話には毎月結構なお金が掛かりますし、
祖母は離島に住んでいたので、日々の買い出しや通院などは、
サポート無しの高齢者一人ではとても難しいのです。


すったもんだあった挙句、祖母はうちで引き取ることになり、
その際に、
亡くなった2番目の夫(義理の祖父)の籍から抜けて再婚前の姓に戻り、
本籍地も我が家の住所に変更して現在に至っています。


こちらとしては、とっくの昔に縁の切れた相手だと思っていたのですが……。


あちら側が言うには、
「祖母さんが亡くなったと人伝に聞いたが、
 こちらに一言も連絡がないとは一体どういう了見か!」
なのだそうです……。


経緯が経緯ですから、
祖母も私たち家族も、義理の祖父の一周忌にすら参列できていません。


40年も住んでいて、仲の良い人たちもたくさんいた島から
祖母をにべもなく追い出した人の顏を見ながら、
義理の祖父の冥福やら往生やらを気持ち良く祈るなんてとても無理です。


もちろん、祖母の葬儀や四十九日に参列なんて断固お断りですし、
お香典もお悔やみも、そんなもの一切いりません。


連絡なんて、するわけもないと思うのですが……。


「籍がまだ残っているから何とかしろ」

そして、その義理の娘さんが言うには、
祖母の籍がまだ義理の祖父の籍に残っているというのです。
そのことでわざわざ電話してきて、
役所の人も巻き込んで大騒ぎをしているようでした。


こちらとしては、先程書いたように、
祖母は10年も前に籍を抜いていてとっくの昔に元の戸籍に戻っていますし、
名前も元の姓に戻し、本籍地もまったく別の場所になっています。


もし籍が残ったままになっているとしたら、
それはお役所のミスか何かとしか思えないのですが、
元義理の娘さんからすると、
祖母と私たち家族が悪意で籍を抜いていなかった、ということになるようで……。


お役所の方にはこちらから経緯を話し、
ミスだと思うので調べてください、と伝えることで終わりました。
そして、電話を掛けてきた元・義理の娘さんとはそれきりです。


最後の最後に、
何だか呆気に取られるようなことが起こったなぁという感じでしょうか……。
ああいった義理の親戚とは、縁が切れて本当に良かったのだと思います。


他の親戚の人たちは皆優しくて良い人だったのに、
元・義理の娘さんだけはいつもこんな感じで……
周囲を困らせる人というのは、形はそれぞれながら、
どの一族にも一人はいるものなのかも、と思ったりもしたのでした。

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