そんなに長生きしたくない

重症アトピー&介護経験ありで地方住み実家暮らしの40代独身・微収入フリーター。
長生きしたくないけど少ない収入からこつこつ貯金……のはずが現在ソシャゲの最推しに課金中。
趣味はアニメと漫画と小説と映画と神社仏閣・美術館巡り、遠征にも行きたい。

【終活?】私は市の納骨堂を生前予約したいかな


我が一族は私の代で最後

祖母の四十九日を来月に控えているのですが、
我が家は私の代で絶えることが決定しているので、
もう新しいお墓は作らないし、
父方の実家があった山奥の里の先祖代々のお墓も、
近々墓じまいをする予定です。


しかし、そうなると問題なのが祖母のお骨の行方。
永代供養付きの一代墓や樹木葬など、ネットで色々と検索してみた結果、
祖母の実子たちは「海洋散骨する」と決めたみたい……?


一般的には、四十九日で一区切りということにして、
そこでお墓にお骨を納める家が多いみたいですよね。 
確か、母方の祖父の時はそうだったはず。


でも、祖母の遺骨については、
一周忌まで待って、その時に散骨するということになりそうです。


通夜・葬儀をした葬儀社に散骨窓口あり

散骨についてネット検索をすると、
全国チェーンみたいな海洋散骨会社のサイトがすぐに出てきます。


なのですが、祖母の通夜や葬儀を、僧侶の手配から何から、
すべて取り計らってくれた葬儀社にも散骨の窓口があり、
そこでお願いする可能性が高そう。


これまで2回お世話になっている葬儀社には、
2回とも本当に満足のいくお式をしてもらえたし、
引き出物等々についても良心的で、残った物は引き取ってもらえる親切設計。


何と言っても、紹介された僧侶がとても良い感じのする方で、
(ここがめちゃめちゃ高ポイントでした)
(父方の里のお寺は10年以上前に僧侶がいなくなって廃寺です)
そういった伝手のある葬儀社が窓口になってくれるのなら、
散骨も、きちんとした業者さんに繋いでくれるだろうなと思っています。


散骨がいいのか納骨がいいのか

私としては「お墓はあったほうがいいかも」という気持ちがあります。
お骨が納められている場所が明確に存在していれば、
「ここにばーちゃんがいるんだな」と思えるような気がして。


海洋散骨だと、祖母がどこか知らないところに行ってしまう感じがするというか。
もちろん、自宅にお位牌や仏壇はあるので、
心の中で、そこを祖母の居場所と決めればいいだけの話なのかもしれないけれど……。


でも、もし散骨することになれば、
それは祖母の実子たちが決めたことなわけで、反対するつもりは毛頭ありません。


「ばーちゃんは山で生まれ育って、その後島で暮らして、
 最晩年を町中で過ごして、最後は海に行くんだね。いろんなとこに行けてすごい!」


って思えばいいのかな、って感じでいたりもします。


私は市営の納骨堂に入りたいかも

今回、ネット検索でロッカータイプの一代墓や、
樹木葬をお願いできる霊園を探し、
Googleストリートビューでいくつか見ることになったのですが、
普段の生活の中で実際にその近辺に行ったことが何度かあることに気づきました。


しかし、どこもとてもとても寂しい場所にあるというか、
将来、私ひとりでお参りに行くことになる思うと、ちょっと怖いな、って場所が多くて。


そんな中でも一番良い感じに思えたのが、市営の納骨堂でした。
中心市街地から車で15分ほどのところにある巨大霊園の一角、
そこに新しく造られた建物の中の納骨堂で、
周りは全部、畑や田んぼですが、とても明るく開けている感じの場所なのです。


最後のひとりになるからこそ、家族みんなで

その納骨堂の概要を見てみると、直接参拝できるロッカータイプの納骨室、
大広間のモニュメントから間接参拝できる納骨室と合葬墓があり、
一定期間を過ぎると、
納骨室に収めたお骨はすべて合葬墓に入れられて、
永代供養してもらえるといった感じの施設な模様。
合葬墓のみの利用なら生前予約が可能、というところにも安心感が。


できれば、祖母にこの市営の納骨堂に入ってもらって、
将来的には両親もこちらに。
そして最後に、私が合葬墓を生前予約しておいて、
亡くなったらそこに納骨してもらう、というのがいいなぁと思うのですが……。


ひとりになった私がどこでどんな風に死んでも、
お骨は家族のみんなが眠っているところに置いてもらえる、と思うと
散骨よりもだいぶ安心感があるような気がします。
まぁそれも、あくまでも「気持ちだけ」の話なんでしょうけどね。


散骨には反対ではないけれど、まだ1年ほど時間があるので、
折を見て、ちょっとくらいは話をしてみようかな(分からないけど)と思っています。

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