某所での手続きを失敗されました

先月、10月の終わりに、
役所に準ずる機関でお金に関する変更手続きをしたのですが、
口座指定した銀行から来た引き落とし予告の通知書を見て、
「あれ？？？」となりました。
引き落とし額が、手続きの際に確認した金額と全然違っていたのです。

「どういうことだろう」と少し慌てつつ、
実際に手続きをした近くの支社ではなく、
引き落とし予告の書面にあった東京本社の番号に電話してみると、
「手続きがどこかで遅延しているようなので、
　一旦手続きを取り下げてからもう一度、改めて手続きをしてください」
といういうことに。

その電話の最中、
「支社の手続き担当者から『確認書』というものが渡されているはず」
と言われたのですが、私はそれをもらった記憶が一切なく、
ちょっと気になったので支社のほうにも電話してみました。

すると、手続きを担当した職員にすぐに取り次がれ、
「確認書はこちらに保管してあります！　郵送しますね！
　手続きはちゃんと済んでるので大丈夫ですよ、心配ありません！」
と、その職員は何故か自信満々に言うのです。

いや、ちゃんと済んでないから違う金額で引き落とし予告が来てるんだよね……？
というのをオブラートに包んで尋ねてみたのですが、
「ちゃんとお手続きは完了していますので！　大丈夫です！」
の一点張り。
埒が明かないのでそのまま通話を終了しました。

翌日、支社から早々に『確認書』が届いたので見てみると、
書き込まれている手続きの日付が全然違う！！
実際に手続きした日から４日もあとになっています。

本社のほうに確認してみると、
「確認書は手続き後、すぐにお渡しするものであって、保管しておくものでは……」
との回答。

日付の違いについてはよく分からないというので、
もう一度支社に電話してみると、今度は一転、
「すみません！　実は私が確認書を渡すのを忘れておりました！
　手続きも間違えてしまったので４日後にやり直して確認書を作成しました！
　全部私のミスです！！」
と、手続き担当者からの謝罪が始まり……。

（あの「お手続きは完了しておりますので！」は一体何やったんや……）
と思いつつも、もう既に手続きをやり直すことになっていましたし、
こうして一応謝罪もしているし、そこはもういいか……と思って再び通話終了。

本社も本社で、なんかちょっと腹立つ……

そこから数日後。
本社から『手続き取り下げ書』が届いたのですが、その文面を見てみると、
『私が間違えて手続きしてしまったので取り下げます』
といった感じの文言が書いてありました。

本社よ、お前もか！！！！

問題にすぐに対処してくれたことには感謝しているのですが、
さすがに頭にきて、その部分を二重線で消し、
『○○支店の△△さんが間違えて手続きしてしまったので』
と筆圧も高く書き直してやろうかと小一時間くらい思案したのですが、
そうしてやりたい衝動をグッと抑え、そのまま署名・捺印して返送。

これで何か問題が起こったら、
「あなたが悪いって書類に書いてあるしサインもしてありますよ？」
って言われちゃうんだろうなーと思いつつ、
そういう体質の組織なんだろうから揉めるのも面倒くさい、と諦めてしまいました。

それはそれとして、
もうあの担当者がいる支社であれこれやるのは絶対嫌だったので、
引き落とし口座にも指定していた提携銀行の窓口に出向き、
そこで改めて手続きをすることに。

銀行ではめったにやらない仕事らしく、確認のために大分待たされたのですが、
一度話が通るとベテランの風格の女性行員がテキパキ処理してくれ、
手続き後には当日の日付の入った『確認書』もきちんと渡してくれたので、やっと一安心。

（というか、確認書、支社から送られてきたものとは何故か書式が違ってました……
　けど、どう考えても銀行で渡された確認書が正しい書式だと分かるもの。
　本当に一体何なんだ……）

銀行に出向いた日は前々から他にやりたいことがあったのですが、
時間を取られてしまったので翌週に移動。
お陰で予定が押してドミノ倒しになり、なんだか忙しない11月になってしまいました。

それにしても、先に本社に電話確認して本当に良かったです。
支社のほうに連絡していたら、今頃はおそらく大変なことになっていました。
ファインプレーだったと自分を褒めてあげたい気持ちです。

怒鳴ったりするのって難しくないです……？

というか、今回の件の顛末を人に話すと、
「その担当者を怒鳴りつけてやれば良かったのに！！」
と複数の人から「怒り心頭」な感じで言われるのですが、
普段から怒鳴り慣れてないせいか、そういう怒り方が全然できなくて。

怒鳴ってもしょうがない、という気持ちも大きいですし……。
こういう場合、どういう風に対応するのがいいのかなぁと、毎度悩みます。