元・重症アトピー患者のメイク事情③ 石けんオフメイク
アトピー寛解状態でも刺激には弱いので石けんオフ
続きです。
前記事はこちら↓
メイクっぽいことはしたいけど、がっつりファンデーション、がっつりアイメイク、しっかりクレンジング……といった感じのは絶対に無理。
寛解状態を保てるようになったとはいえ、基本的にはアトピー肌、無理をすると肌を痛めてしまいます。
なので、基本的にぬるま湯オフ、石けんオフできるものを探して使うことに。
すっぴんよりはマシ、という程度ですが、それでも「一応メイクしてますよ」って感じは出せるのでいいかなと。
水や汗で落ちない眉 ビナ薬粧の『アイブロウST』
人間一番大切なのは眉!!
というわけで、眉墨、アイブロウはビナ薬粧のアイブロウSTを使っています。
昔っから素で「眉薄い族」(テルマエ・ロマエの「平たい顔族」的な)なので、これがないと人前に出られません……。
『セルフタンニングアイブロウ』は皮膚を染めて色を残し、石けんによるメイクオフ後も「眉あります」状態をキープしてくれるタイプの眉墨で、お風呂上がりなどのある程度脱脂した肌、化粧水も乳液も使っていない肌に書くのが効果的。
……なのですが、私の場合は化粧水をしたあと、しっかり乾かしてから眉を描くほうが、よく色が乗るような気がしています。
同じようなアイブロウは他にもあり、色々試してみたのですが、ビナ薬粧さんのアイブロウSTは肌が赤くなることもなく(人によると思うのでパッチテスト必須です)しっかり染まるのでオススメです。
色が落ちかけのときはオレンジ色っぽくなってしまうのですが(ヘナ使ってる?)、上からレタッチするとあまり気にならなくなります。 インディゴを使ってオレンジみを減らした、肌に優しいセルフタンニングアイブロウがどこかにあったら、そちらも試してみたい気持ち……。 |
低刺激の肌色のパウダーで肌の凹凸や毛穴を
それなりに目立たなくさせてくれる『すっぴんパウダー』
ファンデーションはとてもじゃないけれど塗れないので、基本パウダーで。
肌が赤くなっている時は赤みをやわらげてくれますし、少し肌荒れしている時でも意外と安心して使えます。
肌がボロボロになり落屑が出ている時は、当然粉が浮いてしまいますが……。
すっぴんパウダーのせいで痒くなったり赤くなったり、といったようなことは全然ナシ。
ナイトパウダーとして肌につけたままでも寝られるような刺激の少ないものなので、もうかれこれ5年以上、何度もリピしています。
しっかり肌を保湿してパウダーを乗せるだけで乗り切れるのは、たぶん20代、頑張って30代前半くらいまで、とは思うのですが……アトピー肌の宿命なので致し方なし。
アラフィフになると隠せないミカン肌がちょっとつらい T T
保湿を頑張るしかないですよね。
ファンケルの導入美容液も使ってみようかな……。
このすっぴんパウダーを知る前は、ボトルタイプのベビーパウダーや、石けんオフできるCCクリームを使っていました。
CCクリームはもうメーカー等忘れてしまったのですが、刺激が少なくて使いやすかった記憶があります。
皮膚状態がだいぶ良くなった今なら、あの頃よりもうちょっと上手に使えるのかも。
ティント効果で自然な色味が長持ち
メンソレータム『フラッシュティントリップ』
リップクリームは昔からメンソレータムを使っています。
フラッシュティントリップはティント効果で色が落ちづらいと聞いて、最近使い始めました。
発色がとても良いです。
これも全然痒くなったりしないので、つけているのを忘れます。
リップクリームなので石けんオフOK。
ヌーティーベージュも買いましたが、私の肌にはレッドが合っている模様。
でも、せっかく買ったヌーディーベージュを捨てるのはもったいないので、混ぜて使ったりもしています。
ちょっと乾燥しやすいけど
顔の赤みや毛穴を目立たなくしてくれる『すっぴんクリーム』
すっぴんパウダーと同じシリーズのコントロールカラークリーム。
使用頻度は低いですが、顔がめっちゃ赤いときに使います。
グリーンのコントロールカラーで赤みを相殺。
肌が赤いということは肌状態が悪い、ということなのですが、このクリームだとダメージが少ないです。
春の推し活遠征では、植物油が足りていないことに気づけず(飛んで行け!食による食事療法を始めて8年、いまだに摂取量をミスりますorz)顔が赤くなっていて。
でもどうしても普通っぽい顔で行きたくて、すっぴんクリームでしのぎました……しのげてたかな、どうだろ……。
上に乗せるすっぴんパウダーはカバー力があまりないので、すっぴんクリームは赤くなっているところだけでなく、顔全体に塗るほうが良さそうです。
赤いところだけに乗せると、赤みは消えるけど他のところとの色の差が激しい……。
ただ、保湿がいまいちで乾燥しやすく、下手するとミカン肌がより顕著になって恐ろし良いことに。
なので、保湿対策に無印良品の『敏感肌用オールインワンジェル』をしっかり塗ったあと、さらに1対1くらいの割合ですっぴんクリームとオールインワンジェルを混ぜて肌に乗せると、多少は乾燥とボコボコの強調を防げます。
無印のオールインワンジェル30gは推し活遠征にも持って行くスグレモノ。
省スペースで助かっています。
「メイク」とは言えないかも……だけど、自分なりの満足を探す
以上、元・重症アトピー患者だった私が使っている、石けんや基礎化粧品、メイク用品についてでした。
アトピーがまだあまり良くなっていない頃から、ベビーパウダーで赤みを少しぼかしたりなんだりしてきて、今は大体こんな感じでやっています。
在宅仕事なこともあり、普段の生活ではほとんど必要ない「メイク」なのですが、やっぱり、推し活遠征には少しでもマシな顔で行きたい!!
ので、すっぴんクリームをもう少し上手に使えないか試行錯誤してみようかなと。
前記事でも書きましたが、ぬるま湯や石けんで落ちるCCクリームに再挑戦してみてもいいかもしれません。
乾燥や肌のボコボコに効果のある、低刺激で肌に優しい何かが見つからないかなと模索中です。
それでは、今回はここまで。
アトピーメイク最初の記事はこちら。
ついでに、こちら↓はいつも見ているメイク動画。
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