元・重症アトピー性皮膚炎患者(私)の後悔
重症のアトピー性皮膚炎が食事を変えることで寛解
20年以上、重症アトピーのためにほぼ寝たきりだった私ですが、アマゾンや楽天ブックスなどで販売されている『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』のお陰で、重症のアトピー性皮膚炎を寛解させる方法を知ることができました。
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顔は常に真っ赤になって腫れ上がり、際限なく出続ける落屑(皮膚が剥がれ落ちる)や黄汁や血液で、常時ゴワゴワのグジュグジュのボロボロ。
首の後ろには10年以上も治ることのない大きなグジュグジュの傷がいくつもあり、その周りの皮膚は固くなりひび割れて引き攣れるので、首を回すことがまったくできず。
気が狂わんばかりの痒さに毎日毎日6~8時間、延々顔を叩き続け、疲れ果てているはずなのに、一時の休みもなく襲ってくる強い痒みと認知症の祖父の介護のために夜も昼も眠れない毎日。
けれども今は、あの頃がまるでウソだったかのように毎日よく眠れています。
町医者から大学病院、民間療法や宗教……どれもアトピーに効果なし
『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』に出会うまでは、町医者から大学病院まで、あちこちの皮膚科を渡り歩きました。
ベリーストロングのステロイド剤を塗っても塗っても、まったく治らないので脱ステし(全然良くなりませんでしたが)。
ネットで知った民間療法やサプリメントをあれこれ試し(やっぱりひとつも良くならない)。
心身共に弱っている人を目ざとく嗅ぎつけてくる、病気治しを謳う宗教にも入信(やっぱり全然良くなりませんでした)。
本当に、ありとあらゆることをやっては治らず打ちのめされ。
それでも何とかしたくて、2015年、かつての『2ちゃんねる』アトピー掲示板を覗いていたときに、『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』の存在を知ったのです。
食事を変えてアトピー生皮膚炎が治る……まったく信じられませんでした
結局このマニュアルも、さんざん試して何の効果もなかった民間療法とどうせ同じだろう。
そうは思ったのですが、とりあえず取り寄せてみることにしました。
読んでみると「脂質と炭水化物とタンパク質を控え、運動すれば良くなる」と書いてあって。
しかし、当時の私はそんな話を到底信じられず、
「ああ、これも嘘か。また偽物を掴まされた。なけなしのお金から1300円も払ったのに!」
と、悔し泣きしながらマニュアルを床に叩きつけ、本棚に突っ込んで放置したのです。
その後、やっぱり何をどうしてもアトピーはひどいままで、治らず。
もう本当にどうしようもなくなって、
「そういえば、前に食事療法の本を買ったことがあったな」
と思い出し、2017年1月から藁にも縋る思いで「飛んで行け!食」を開始。
自分の脂質・炭水化物・タンパク質の上限が分からなくて、何度もアトピーの「吹き出し」を経験しつつも、2025年の現在では泊りがけで東京や大阪に推し活遠征に行けるほど改善しています。
顔も首も血と黄汁と落屑でグジュグジュのボロボロ、毎日何時間も顔を叩き続けないと気が狂いそうになっていたあの頃には到底できなかったことで、今は本当に幸せです。
「アトピー改善マニュアルを配るおばさん」になれなくて後悔
『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』のお陰でアトピーが寛解し、とても楽になった私は、20年ぶりにあちこち外出できるようになり。
そうすると、アトピー性皮膚炎の症状がとても強く出ている人に出会うことが増えました。
大体が様々な店舗でレジ作業をしている店員さん。
けれどもその人達は全員、何度かお店に通っているうちに姿を見なくなりました。
私は何度も「マニュアルの存在を伝えたい」「私がマニュアルを購入して、無理矢理にでも渡したい」と思ったのですが、勇気が出なくてそれができず。
そのことを今でも後悔しています。
大阪のおばちゃんみたいに、明るくさらっと、でもちょっと押し強めな感じで、
「私もすごく酷かったけど治ったし、食事療法なら副作用もないし、お金もあんまり掛からないから試してみてよ、この本あげるから!!」
ってできたら良かったのに。
信じてもらえなくても、変な人、おかしな人って思われてもいいからやればよかった。
アラフォーの時にはできなかったけど、アラフィフになった今ならできるかもしれない……と思いつつ、そのいつかのために『アトピーなんか飛んで行け!』を数冊購入しておくべきか、在庫が少ないようなので購入すべきではないのかを迷っていたりするところです……。
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